2年間続くお腹のしびれ
2年ぶりにご来院下さった70代のお客さま
2年前の胆嚢の内視鏡の手術の後、歩くのもやっとになってしまわれて、そこから頑張って少しずつ体力を回復して今ではしっかり歩ける様になられました。
お腹のしびれは手術の後から感じていたそうです。
しびれる感覚は座っている時、寝ている時に酷くなり、様々な検査をしても原因が分からず、大学病院の総合診療科の診察でレントゲンやCTなどの検査をしてもはっきりとした原因はわからないまま。
最終的に麻酔を試したそうですが身体に合わず、最後には心療内科を勧められてしまったそうです。
ご本人は精神状態は至って普通なのに幾つかの病院でしびれの原因が分からず心療内科を勧められてしまい、かなり辛い思いをされた様です。
最近は座って食事を摂る事が出来ず、立ったまま食事をしていたそうです。どうにか座って食事をしたい、夜ぐっすり眠りたいとの事でご来院されました。
お身体を診せて頂くと、骨盤は両側前方へ、腰椎中部から胸椎下部はしびれのある左側、後方側方へズレてしまっていました。
腹筋も弱く、内臓下垂もあり、お腹が不自然にポッコリと膨らんでしまって辛そうです。
腹筋は腰椎の神経に支配されているので、腰椎の変異があると弱化します。
お腹も神経支配は腰椎なので、腰椎の神経圧迫が影響している様でした。
施術は骨格全体、内臓下垂、腰部の筋肉の緊張緩和、ほぐしをしました。
施術前後のお写真を比べると、お腹もスッキリしてきました。
施術前↓


施術後↑
お腹のしびれは初回で3割減り、その後1週間に一度の施術を続けて頂き、4回目で痺れる感覚は9割減りました。
今は座ってお食事を摂れるようになっておられて大変喜んで下さっています(^^)
後は左を下にして寝る時に拍動をお腹に感じるとの事で、引き続き全体の矯正をさせていただいてしばらく継続して頂き、最終的には3週間に一度までメンテナンス期間をのばして行きたいと思います。
カイロプラクティックは民間療法ですが、保険適用の施術や診療とは違う観点からお身体にアプローチが出来ます。
原因のわからない痺れや痛みのある時には是非ご相談くださいませ。